3月14日

起きたのは名古屋駅を出た頃。結局隣の席に座る人が来なかったため、自分の席をリクライニングし、横の席の背もたれに寄りかかる感じで寝ることができ、初めて「ムーンライトながら」で快適な時間を過ごせました(笑)
雨の降る岐阜駅で下車し、ここから高山本線に乗車。やってきたのはキハ48。何とかボックス席を確保し、雨の中発車。朝ラッシュ時間帯とあって車内は少し混雑気味。しばらくは住宅街が続くため、しばらく寝ることに・・・。
起きると下油井駅の手前。景色は山にかこまれており、まさに自分が楽しみにしていた区間。雨は相変わらず降っており、霧も出ていたため、雰囲気は倍増!いい感じでした(笑) 列車は飛騨川に沿って北上していき、しだいに地面に積雪があるのを発見。また川の色がエメラルドグリーン色っぽい感じでしたが、温泉と何か関係あるのでしょうか・・・?
列車は終点高山駅に到着し、ここから猪谷行きに乗り換え。積雪はどんどん深くなっているようでした。雨が降ったり止んだりを繰り返し、不安定なまま猪谷駅に到着。同ホームで富山行きに乗り換え。ここから富山駅まではほとんど記憶がない状態でした・・・。
富山駅からは北陸本線直江津行きに乗り換え。やってきたのは457系。仙台地区からの運用がなくなった今、自分自身では久々の乗車です。せっかくなので、駅弁を買い、ボックス席を確保。山ばかり見てきたので、今度は海側の席へ。発車と同時に駅弁を開封!今回購入した弁当は、「富山湾弁当」。マス、ブリなどが入った、富山県を味わうには絶好のお弁当だと思います(笑) 富山駅からしばらくは、進行方向右手に雪をかぶった立山連峰が見え、泊駅を出ると、進行方向左側に日本海が見えてきました。曇り空が惜しいところでしたが、晴れた日にもう一度通ってみたいです(笑)
糸魚川駅で下車し、ここから大糸線に乗り換え。来た車両はキハ52の首都圏色(タラコ色)!車内は特にリニューアルされておらず、昭和の雰囲気が生きていました。雨は止まないまま糸魚川駅を発車。徐々に山深くなっていき、飯山線同様に積雪も見られるようになりました。景色も飯山線に似ていましたね(笑) ただ、トンネルが多くて少し眠くなってしまいました・・・(苦笑) 
終点の南小谷駅で下車。ここからはE127系に乗車。ボックス席は取れず、久々のロングシートに。のんびりとした速度で走り、徐々に積雪も少なくなったところで信濃大町駅に到着。ここからは115系に乗り、松本駅へ。
松本駅の乗り換え時間25分の間にお土産品を買ったりし、旅もいよいよ終盤!115系甲府行きに乗り、東京方面へ。3両ということでなかなか席が空かなかったものの、茅野駅からボックス席を確保。やはり自分にとって(今回のメンバー全員で)中央線帰りが一番達成感があるような気がしますね(笑) 小淵沢駅を過ぎ、いよいよ山梨県へ。夜間なので景色は見えなくても、雨が降ってることはハッキリわかりました。甲府駅に着き、時間潰しがてら止まっていたEH200牽引の貨物列車をバルブ撮影。雨の中のバルブ撮影もなかなかいいですね(笑)
甲府駅から115系高尾行きに乗車。当然ボックス席を確保し、最後の総括?ともいえるべき時間を過ごしているとあっと言う間に山梨県を出て神奈川県へ。楽しい時間はすぐに過ぎてしまうので、終わった後がちょっぴり寂しい気がします(苦笑)
相模湖駅で5分抑止がありましたが、高尾駅では所定通り中央特快に連絡。この中央特快はなんと201系!!車両数の減った今、この偶然は締めにふさわしい気がしました(笑) 高尾駅を6分遅れで発車し、遅れを回復しないまま東京方面へ。平日の上り列車とあって、混雑はほとんどなし。新宿駅で下車し、これにて今回分の「青春18きっぷ」は役目を終えました。
新宿駅で同行者の友人2人と別れ、小田急線の小田原行き終電で帰宅しました。



今回の旅で印象に残ったこと―それは『友情のありがたさ』
この日記でもその類いについて書いたことがありますが、経験によって改めて実感することもありますね。人間はどんなに頑張っても1人では生きていけない。誰かの支えがあってこそ1人の人間として生きていける、私はそう思います。その支えから学ぶことで自分が変わることもあるでしょう。だからこそ、「友情のありがたさ」を大切にしてみようと私は改めて感じました。
日常から離れることで、新しい自分を発見できる。だからこそ、私は旅を続けたいと思います。たとえ1人でも、2人でも、3人でも・・・可能な限り「自分探しの旅」をします!




Today`s Picture:人々の様々な思い出を乗せて走った列車(寝台急行銀河号)


P.S.
今回の旅の同行者のお二方、素敵な時間をありがとうございました!!